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「パーパス」

 社会における存在意義「パーパス」について関心が高まっている。会社で社是や経営理念を作っているところは多いが、その第一に「社員の幸福度を高める」「社員の満足度を上げる」というものがあったらどうだろうか?実際にそのようなものを作っているところもある。企業は株主のものであると同時に、社員にとっては働く場であり、生活の源泉である。何よりも、毎日嫌な思いで働くよりは、明るい気持ちで働きたい。

 会社における「価値」について、経営者と従業員では異なると思われている。経営者は利益を得る事だけを目的としたり、社員は1日働いてお金を得る事だけを考えたりでは、価値は一致しない。共通する価値を探して、一致させることが重要だ。

 私が環境の審査を行った企業でも、経営計画書に各自の取組を組み合わせて、目標を作成して月ごとに進捗管理をしてところが何カ所もあった。社是の中に「社員の幸福度を高める」事があれば、そのために何をするのか?考える必要がある。社員も会社が成長して、地域で存在感が認められれば、満足度も高まる。

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