top of page
akiomail

エコロジカル・フットプリント

 将来、今と同じ生活をするのに必要な自然や資源の量を地球の大きさで示した指標を、「エコロジカル・フットプリント」という。2030年には「地球の2個以上」必要とされる。

 「リニアエコノミー(直線の経済)」から「サーキュラーエコノミー(円形の経済)」への転換が必要だ。経済的にも、循環使用する方がメリットを生まないと転換は難しい。

 それには、再利用しやすい仕組みを作っておくことが必要だ。出てきたものを分別するのではなく、最初から再利用を前提として商品開発を行うルールを作っていく。

 レジ袋の有料化や使い捨てプラスチックの削減について徐々に変わりつつあるが、その仕組みを設計するのは政府などの組織である。私たちに残された時間は意外と短い。


最新記事

すべて表示

ネイチャーポジティブ

環境省の「ネイチャーポジティブ経済移行戦略」が報道されていた。「2021年6月G7サミット(英国)での「2030年自然協約」 「2030 年までに生物多様性の損失を止め、反転させる」という世界的な使命を確認。 (1)移行=自然資源の持続可能かつ合法的な利用への移行を主導する...

水素の色

水素に色があるのをご存じだろうか?ブルー、グリーン、グレー、ターコイズなど。 ブルーは化石燃料をガス化させて抽出し、排出する二酸化炭素は地中に貯留する。グリーンは水を電気分解して作るが、電解には再生可能エネルギーを使用する。グレーは化石燃料をガス化させて抽出する。二酸化炭素...

B to B

ボトルからボトルのB to B のお話。プラスチックの代表的な利用としてペットボトル飲料がある。従来はボトルからボトルが難しかったが、脱プラスチックと原料高の影響でB to Bが進んでいる。 リサイクルの方法はマテリアルリサイクルとケミカルリサイクルだ。マテリアルリサイクル...

Comments


bottom of page