将来、今と同じ生活をするのに必要な自然や資源の量を地球の大きさで示した指標を、「エコロジカル・フットプリント」という。2030年には「地球の2個以上」必要とされる。
「リニアエコノミー(直線の経済)」から「サーキュラーエコノミー(円形の経済)」への転換が必要だ。経済的にも、循環使用する方がメリットを生まないと転換は難しい。
それには、再利用しやすい仕組みを作っておくことが必要だ。出てきたものを分別するのではなく、最初から再利用を前提として商品開発を行うルールを作っていく。
レジ袋の有料化や使い捨てプラスチックの削減について徐々に変わりつつあるが、その仕組みを設計するのは政府などの組織である。私たちに残された時間は意外と短い。
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