日本が準決勝でスイスを破った。カーリング女子の話だ。テレビで見ていても、試合中の音声が入ってくる。次の投球をどうするかなど、会話の内容が筒抜けだ。他の外国チームではこれほどにぎやかではないと思う。
スポーツの世界だけでなく、私たちは常に緊張しながら仕事をしている。何気ない一言が相手の心証を害する事も少なくない。私たちは自分のミスを他人から指摘されると、何となく心穏やかではいられない。積もり積もった怨念は殺人事件に発展する事もある。
何気ない舌打ちや無意識の表情は相手にとって不快であるだけでなく、疑心暗鬼に繋がる事も多い。慌てて否定しようとしても時すでに遅し。
「いいよ気にしないで」と声掛けしても、その目が責任を追及していららどうだろうか?コミュニケーションは難しい能力だ。常に相手の事を本気で思いやる心が無いと、どんな言葉をかけても空しい。カーリング女子は初の決勝に進む、試合は余計な事を考えずに「平常心」で臨んでほしい。
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