三菱電機の品質不正問題が報道されている。長崎製作所では鉄道車両向け機器の不正が35年以上前から続けられていた。
企業のコンプライアンス問題としては重要だが、長年当たり前に続けられたことが問題とされて、当事者はどのように思うのだろうか?
このような不正問題は今回が初めてではない。過去から繰り返されてきた問題である。そのたびに再発防止が叫ばれるが無くならない。
報告書では「品質に実績的な問題が無ければよい」という安易な正当化が行われていたとも指摘されている。三菱電機もこの機会に全く新しい会社に生まれ変わる努力が求められている。
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