「トヨタ自動車の系列販売会社で不正車検が相次いだ問題で、愛知県警は近く、最初に不正が発覚した販売店「ネッツトヨタ愛知プラザ豊橋」(同県豊橋市)で車検を担当した整備士らを、道路運送車両法違反などの疑いで書類送検する」朝日新聞2022.2.5
このような問題は、組織ぐるみで行われる。誰もが悪いと思いながらも、それを続けることになる。直接的は整備士の行為だが、それを見て見ぬふりをしている人も責任は免れない。
同じような問題は繰り返されている。誰でも多かれ少なかれ、ルールを破った経験はあるだろう。学生時代に校則を破ったり、横断歩道以外の場所を渡ったり、制限速度をオーバーしたり、その他・・・。
このような些細な事?と、検査不正の違いは何だろう。企業不祥事で30年以上前から実施されてきた事も報道されている。いづれも罪悪感が無い事にあるのではないか。ルールを守らないことに理由付けができる。車の来ない道路を横切っても誰も悪くないと思っている。基本的な安全は保たれているので問題はない。もともと過剰な検査だと思っている。など様々である。ルールを守る事のできない本当の理由を明らかにする事と、身の回りに同じような事が無いのか?改めて考えてみる事も必要だ。
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