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SDGsを考える

 2020年は1億2400万人が極度の貧困に追いやられた。SDGsの2021年の報告に記載されている。ウクライナの状況は目を覆う事ばかりだが、遠く離れた世界各地で貧困が進んでいる。燃料や食料の高騰による新たな貧困の増加だ。

 SDGsは持続可能な社会の実現を目指している。戦争や紛争は当事者だけでなく取り巻く社会も含めて変わってしまう。宇宙の中で青く美しいオアシスだと思っていたのが、人々はお互いに築いてきたものを破壊している。

 人々は何事もなく過ごすことが、いかに大事な事かを考えている。災害や事故は今までの生活を破壊してしまう。失って初めて大切な存在を認識する。

 2015年193の国と地域で署名されたSDGsの持続可能な開発目標は17の目標と169のターゲットから構成されている。改めて原点に返って2030年の世界を考えてみたい。


  

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